ホテルステイのススメ
- Dean
- 2024年11月17日
- 読了時間: 4分
Contents
1.An Escape and a Stay
2.旅行だからって何をする必要もない
3.1日潰してもいいじゃない
→時短のためにはConclusionをご覧ください.
1.An Escape and a stay
どうしようもなく疲れた時,自らの生活環境から離れたい時,そんな時ありませんでしょうか.私は割合家が好きで,落ち着く環境を仕上げているたちなので,旅行に行く際の動機はそんなもんです.
動機のいかんを問わず,旅行に行こうと思うと,多くの人は「どんなことをしたい」「何が有名なのだろう」とワクワクした気分で考えることでしょう.しかしながら私のような面倒くさい人類は「何をしたほうがいいだろう」「せっかく旅行に行くのだから多くのことを楽しみたい」,そういうふうに考えてしまいます.
何も考えるな.行くだけで楽しいじゃないか.
私は基本的にこのような考え方で上書きするように頑張っています.高校時代はよく自宅から逃げ出して...なんてことを考えていました.
その逃避行の先が特段旅行である必要はないのです.普段と違った環境でひたすらダラダラする,そんな感じだっていいのです.
何で皆様には,ホテルステイという現実逃避をお勧めしたいのです.
2.旅行だからって何をする必要もない
ここで一例を出しましょう.

このホテルは関西人ならなんとなくわかっていただける和歌山県は白浜のホテルの写真なのですが,多くの人はホテルというよりは海を目指して,そしてそこでの出会いや既存の人間関係を求めて旅をすることでしょう.
私は最初からホテルを目指して旅をしていました.
家族旅行を兼ねていたので関西を経由したのですが,大阪は天王寺駅から特急「くろしお」に揺られて2時間と少し,はるばるホテルの宿泊を目当てにやってきたというわけです.
ではホテルで何をするか.私の解は以下の通りです
①客室でダラダラ(部屋風呂でくつろぎ):70%
②食べ物を楽しむ:20%
③ちょこっと周辺を散歩:10%
特に白浜に来たからってアドベンチャーワールドへ行くわけでもなく,白良浜で実際に泳ぐわけでもなく,とれとれ市場に行くわけでもなく,ひたすらホテルでゆっくりするというわけです.
なのでわざわざ普通の部屋ではなく部屋風呂付きの客室を目当てで行くわけです.日本人なので温泉が好きなのです.
部屋の中でやることないかと持て余す必要もございません.ひたすらダラダラし,たまに風呂に入り,小腹が減ったらラウンジでスイーツやお茶を楽しむなど,怠惰な休日を過ごすっという休暇があってもいいのです.

↑プライベートな記録用なので写真写りなどは気にしてないのです.
大切なことは普段抱えていることを全て投げ捨て,全力でダラダラすることを「がんばる」ことです.ここはがんばるべきポイントです.
しばらくダラダラしていると,ちょっと外に出て現地のあれそれを楽しみたくなるかもしれません.そういった時はホテルのフロントを訪ね,「おすすめのスポットありませんか」と聞いてみたらいいのです.
忙しくない時に聞くと,遠方から来た我々に嬉々として現地の情報を伝えてくれることでしょう.そういった流れで紹介してもらったのがここのお寿司屋さんです.

店内,料理の写真は控えておきますが,地のものと大将のスキル相まって非常においしく頂戴いたしました.
(余談ですが,お寿司屋さんに行く時には,わかっていたとしても美味しい食べ方を聞くのが吉です.)
3.1日潰してもいいじゃない
こんな感じで,エスケープ旅行を楽しむということで90%ダラダラ10%ちょこっとアクティブみたいな感じの私の日常を綴ってまいりました.
何も旅行に目的を持つ必要がないことはご理解いただけましたでしょうか.旅する時は自分の背徳心に蓋をし,楽しむべきところは全力で楽しむための心持ちを持つことが一番大事なのです.
ご参考程度にこの旅行で私がしたことを記載いたしましょう.
①天王寺駅→白浜駅(特急くろしお)
②ホテル着〜客室アテンド
③客室アメニティとラウンジを楽しむ
④お寿司屋さんに夜御飯を食べにゆく
⑤朝少し白良浜を歩いてみる
⑥ホテルで16時までゆっくり
⑦白浜駅→天王寺駅(特急くろしお)
ほら,何もしていませんでしょう.でもかなりのリフレッシュができました.特段目的を作らず,ホテルに泊まってエスケープするだけの目的ですが,こんなのでいいのです.
あえて観光名所を回らないことによって,こうしてブログを書いている時に「また行きたいかも」といった感情が湧いてきます.
旅をするコツは100%楽しもうとせず,「また行きたい」という感情を残して去ることです.そうすることによって,次の旅への意欲が湧き,日常もがんばることができるというわけです.
なので1日くらい潰して中途半端な旅行に費やしてもいいというわけです.ホテルステイはそういった意味で決して100%楽しむことには直結しませんから.
Conclusion
①現実逃避は突然に
②ホテルステイを目的にするのもいい旅
③満足度100%の旅行よりほどほどの旅行を
それではみなさま,ご機嫌よう.
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